すごく長い液晶を買ったので液晶フレームを自作してみた

すごく長い液晶を買ったので液晶フレームを自作してみた

少し前にネットニュースや SNS で話題になった、通称「ツイ廃液晶」を買いました。 解像度が 480×1920(縦横比は 1:4)という超横長液晶です。 大きさは 8.8 インチで、ちょうど手で包み込めるほどのコンパクトサイズです。

自分が購入したものはパッケージングされたものではなく、むき出しの液晶パネルのみです。 値段は AliExpress で購入して 8,000 円ほど。 初めて AliExpress を使ったのですが、決して体験は悪くないですね。 日本語はガバガバでしたが。

もちろんそのままでも使えますが、基盤むき出しケーブルむき出しは怖いので、液晶パネルを覆えるフレームを自作しました。 フレームに採用したのは、Can Do で購入したフォトフレーム。 フレーム部分は樹脂で、フレーム間は金具で固定されていました。

液晶パネルとCan Doで買ったフォトフレームの写真

これを液晶パネルの大きさに合わせてカット。 糸ノコでいい感じの大きさに切って、端を 45℃ に削ります。

フォトフレームを切断した図

液晶パネルをフレーム内に固定するために、スポンジタイプの両面テープを使います。 フレームをぴったりに加工するのは難しいので、両面テープを何層にも貼って調整します。

クッションの役割をするスポンジタイプ両面テープの写真

そして完成した液晶フレームがこちら。 初めて作ったにしては決して悪くない見た目かなとおもいます。 MacBook の出力が変態解像度に出力されているのはなんだかシュール。

完成した液晶フレームの写真

ちなみに裏はこうなっています。 フォトフレームの裏紙を適当に切ってフレームにはめました。 むき出しなのは解決してないやないかいと思われるかもしれませんが、基盤を本体に固定できただけでもかなり安定します。

完成した液晶フレームの裏の写真

おもちゃとしてもガジェットとしても面白い品なんですが、これを普段の作業や業務で使ってみようと思っています。 今は 1 日のスケジュールを手元に映しています。 仕事のスケジュールは Web で確認できるのですが、それを見るためにブラウザを開くと、コンテキストスイッチが発生して作業が中断するんですよね。 なので掛け時計やカレンダーのように、切り替えが発生せずに情報を確認できるガジェットとして使っていこうと思います。


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Shin'ya Ueoka

B2B向けSaaSを提供する会社の、元Webエンジニア。今はエンジニアリング組織のマネジメントをしている。