openSUSE 13.1から、メインリポジトリにもQt 5が追加されました。
これでzypperから快適にQt5を導入することができます。
インストールするライブラリ名は、先頭にlibqt5
が付いているパッケージ、あるいはlibQt***5
というパッケージです。
openSUSEのリポジトリを覗いていると、Qt4とQt5が混在しています。
実はopenSUSEのシステム内には、Qt4とQt5が共存できるようになっています。
まだ多くのパッケージがQt4に依存しているため、Qt4がデフォルトのバージョンになっているようです。
そのためqmake
などの開発者ツールも、Qt4向けとなっています。
Qt5の開発者ツールは、競合しないようにqmake-qt5
のようにサフィックスが付けられています。
もちろんQt CreatorのKitsの設定からqmake-qt5
を選ぶことで、Qt5でビルドすることができます。
近い将来、QtのデフォルのバージョンもQt5になるでしょう。